
こんにちは!今回はゲーミングキーボードを出しているLogicoolやRazerなどのメーカーについてまとめてみたよ。「機能数」や「テンキーの有無」や「スイッチの軸違い」など、メーカー内でも様々あり、それぞれの特徴やゲームジャンルによってのオススメもあわせて紹介していくよ!
- ゲームに特化したゲーミングキーボードについて
- ゲーミングキーボードを出しているメーカーの特徴
- メカニカルスイッチの軸毎で具体的な機能やゲームのジャンルの向き不向き
ゲーミングキーボードとは?

ゲームに特化したキーボードで、入力の遅延や反応速度など細かい箇所で調整がされています。また、オンボードにプロファイルを記憶させておくことで、特定のキーを使用しないなどの設定を保存することができるキーボードもあります。
高価な理由の一つに「メカニカルキーボード」となっているものが多いです。
メカニカルキーボードの特徴としてキーにスイッチが使用されており、キー1つに1スイッチなのでコストが高いということになります。
メカニカルキーボードについては以下の記事でまとめていますので、詳しくはこちらを見ていただけたらと思います。
メーカー毎の解説
Logicool(ロジクール)

キーボードだけでなく、マウスなどでも定評の多いロジクールです。キーボードでもジャンルが多く、有線や無線、キーボードの構造もメンブレンタイプからメカニカルキーボードまで様々です。
- キーボードのボディを彩るライト色を好みに編集可能(1680RGB)
- 耐久性、静音性、耐水性を兼ね備え、どれも性能は高い
- 2ステップの角度調整機能で自分好みの姿勢で長時間の操作も可能にする
- キーボードの構造はメンブレン
- テンキー付き、日本語配列
- 有線、テンキー付きのフルサイズキーボード
- cherry mx製のメカニカルスイッチを搭載可能
- キーボードのライトの強さを好みに変更可能(色はできません)
- キーボードの傾斜を3段階で調整可能
- 26キーロールオーバーを搭載(同時押しでも正確な入力が可能)
ロジクールで調整されたメカニカルスイッチが存在します。「GL」、「GX」、「 Romer-G」と呼ばれるスイッチがあり、それぞれ違う特徴を持っています。
GL系のスイッチ紹介 & オススメキーボード
GL系の特徴は「薄型のキー構造」という箇所になります。各色はcherry mx製の配色と性質が似ています。

cherry mx製の青軸に近いものになります。カチカチと音が響き、押下圧も強めでのタイピングになるので確かな操作が可能です。

cherry mx製の茶軸に近いものになります。操作感は青軸や赤軸の中間のような性能です。

cherry mx製の赤軸に近いものになります。音は響かず、押下圧は軽くタイピングできるのですばやい操作が可能です。
- 超薄型のボディでロジクール専用のメカニカルスイッチ、GL系を搭載
- 無線でのUSB接続、bluetooth接続とどちらも可能(有線で充電なので実質有線でも可)
本体へはmicroUSB端子での接続 - キーボードのライト色を好みに編集可能
- バッテリーを搭載、最大40時間の連続稼働が可能
- 日本語配列
- USBでの有線接続、テンキー付きのフルサイズキーボード
- ロジクール専用のメカニカルスイッチ、GL系を搭載
- キーボードのライト色を好みに編集可能
- ボディにUSB端子がついており、マウスなどを接続可能(1つのUSB端子で2役)
- プログラム可能なキーが5つ搭載、ゲームのマクロなどに活用可能
- 日本語配列
GX、Romer-G系のスイッチ紹介 & オススメキーボード
GL系から反応速度と耐久性を向上させた上位互換タイプになります。また、ゲームのジャンルに特化したスイッチもあるので、ゲームに使用する方はチェックした方が良いかと思います。

GLクリッキーの上位互換版の性能になります。カチカチと音が響き、更にGLクリッキーよりも浅目のストロークで入力が可能となっています。

GLタクタイルの上位互換版になります。GLタクタイルから更に浅目のストロークで入力が可能となっており、静かなタイピングができます。

GLリニアの上位互換版になります。GLリニアよりも浅目のストロークで入力できる為、更なるスピーディーな入力に対応できます。(連続入力、半押しなど)

GX青軸とGX茶軸を足して割ったような性能になります。GX青軸のようなストロークと静音性を兼ね備え、確実な入力感をもたらします。FPSゲームとの相性が良い。

GLリニアの上位互換版になります。GLリニアよりも軽めの押下圧で入力できる為、更なるスピーディーな入力が可能です。ゲームでの使用の場合はMMOやアクションに最適なスイッチです。
- ロジクール専用のメカニカルスイッチ、GX系を搭載
- 本体のライト色を自分好みにカスタマイズ可能
- テンキーなしのコンパクトなボディ、USBケーブルは着脱可能と持ち運びは優秀
- 日本語配列
- 有線タイプ、テンキー付きのフルサイズキーボード
- ロジクール専用のメカニカルスイッチ、GX系を搭載
- キーボードのライト色を好みに編集可能
- ボディにUSB端子がついており、マウスなどを接続可能(1つのUSB端子で2役)
- 日本語配列
- 有線タイプ、テンキー付きのフルサイズキーボード
- パームレストの追加とキーキャップの形状でタイピングしやすくなっている
- キーボードのライト色を好みに変更可能
- ロジクール専用のメカニカルスイッチ、Romer-Gを搭載
- プログラム可能なキーを9つ搭載、ゲームのマクロなどに活用可能
- 26キーのロールオーバーが可能(同時押しでも正確な入力ができる)
- 日本語配列
- 有線タイプ、テンキーなしでコンパクトなボディ
(USBケーブルは取り外しが可能) - ロジクール専用のメカニカルスイッチ、Romer-Gを搭載
- 入力遅延がほぼ無く、高速入力も可能(26キーロールオーバー対応)
- 激しい動きでも耐えられる設計になっており、キーの耐久性も抜群
- キーボードのライト色を好みに変更可能
- 日本語配列
- 有線タイプ、テンキー付きのフルサイズキーボード
- ロジクール専用のメカニカルスイッチ、Romer-Gを搭載
- キーボードのライト色を好みに変更可能
- ボディにUSB端子がついており、マウスなどを接続可能(1つのUSB端子で2役)
- 日本語配列
ゲーミングキーボードだけでもこれだけの量があります。それぞれ特徴があるので気になったら、チェックしてみると良いかもしれません。
Razer(レイザー)

Razerもメンブレンやメカニカルキーボードがあります。しかも、Razer製のメカニカルスイッチを搭載しているものもあります。
まずはメンブレンタイプのご紹介です。
Razer Synapse 3 というRazerのソフトウェアを使用してマクロやキーバインドなど、ゲームに有利なプログラムを設定することができます。
- 有線タイプ、テンキー付きのフルサイズキーボード
- 耐水性あり
- キーボードのライト色を好みに変更可能
- 10キーまで同時押しが可能(10キーロールオーバー、アンチゴースト)
- Razer Synapse 3 対応
- 日本語配列
日本語配列版)
US配列版)
- 有線タイプ、テンキー付きのフルサイズキーボード
- キーボードのライト色を好みに変更可能(キーを1つから設定可能)
- Razer Synapse 3 対応
- ケーブル調整用機能付き、煩わしさを軽減
- 耐水性あり、耐久性も高い
- 有線タイプ、テンキー付きのフルサイズキーボード
- メンブレンのラバードームとメカニカルスイッチの機能を活用した設計により、ソフトなクッション性とサックリとしたクリック性を併せ持ち、疲れにくく入力しやすいタイピングが可能
- キーボードのライト色を好みに変更可能
- パームレスト付きで長時間の操作にも対応
- 10キーまでの同時押しに対応(10キーロールオーバー)
- 日本語配列
- 有線タイプ、テンキー付きのフルサイズキーボード
- メンブレンのラバードームとメカニカルスイッチの機能を活用した設計により、ソフトなクッション性とサックリとしたクリック性を併せ持ち、疲れにくく入力しやすいタイピングが可能
- デジタルホイールとメディアキーを搭載、音量調整や再生などが簡単に行える
- キーボードのライト色を好みに変更可能
- パームレスト付きで長時間の操作にも対応
- ケーブル収納用の溝があり、ケーブルを出す方向を調整可能
- 日本語配列
Razer製メカニカルスイッチ
Razer製のキーボードには独自に開発したメカニカルスイッチを搭載しているものがあり、軸が3種類あります。
「緑軸」「オレンジ軸」「黄軸」があり、それぞれの特徴は以下のようになっています。
cherry mx製の青軸に近く、構造や感触的にもほぼ青軸と思って良い程似ている。
cherry mx製の茶軸に近く、静音性に優れ、浅いストロークが特徴的。
静音性と反応速度を重視したスイッチ、cherry mx製の赤軸に近い。
- 有線タイプ、テンキーなしでコンパクトなボディ(USBケーブルは着脱可能)
- Razerメカニカルスイッチを搭載(オレンジ軸)し、静音性や耐久性も優秀
- キーボードのライトの強さを調整可能(色ではありません)
- 日本語配列
- 有線タイプ、テンキー付きのフルサイズキーボード
- Razer製メカニカルスイッチを搭載
- パームレスト付きで手への負担軽減に役立つ(マグネット式で取り外し可能)
- オンボードメモリーを搭載、5つまでのプロファイルを保存可能(マクロ設定など)
- キーボードのライト色を好みに変更可能
- 日本語配列
- 有線タイプ、テンキー付きのフルサイズキーボード
- Razer製メカニカルスイッチを搭載
- オンボードメモリーを搭載、5つまでのプロファイルを保存可能(マクロ設定など)
- キーボードのライト色を好みに変更可能
- 日本語配列
Razer製オプティカルスイッチ
メカニカルスイッチの上位版に値する「リニア オプティカルスイッチ」、「クリッキー オプティカルスイッチ」という2種類があります。特徴として「ストロークの短縮」や「入力方法を光学式にした反応速度の向上」といった仕様があります。
Razer製メカニカルスイッチよりも約15%短縮したストロークとクリッキーオプティカルスイッチよりも軽い押下圧でタイピング可能。
Razer製メカニカルスイッチよりも約30%短縮したストロークとクリッキーオプティカルスイッチよりも重い押下圧でタイピング可能。
- 有線タイプ、テンキー無しのコンパクトなボディで持ち運びに便利
(USBケーブルは着脱可能) - リニアオプティカルスイッチを搭載、軽いタイピングですばやい反応速度
- キーの耐久性は抜群
- オンボードメモリーを搭載、5つまでのプロファイルを保存可能(マクロ設定など)
- 英語配列(US配列)
- 有線タイプ、テンキー付きのフルサイズキーボード
- リニアオプティカルスイッチを搭載、軽いタイピングですばやい反応速度
- キーの耐久性は抜群
- キースタビライザーによりキーの四隅どこを押しても水平に入力が可能
- エルゴノミック・リストレスト(レザー製)が付属、手首のストレス軽減
- オンボードメモリーを搭載、5つまでのプロファイルを保存可能(マクロ設定など)
- 英語配列(US配列)
- 有線タイプ、テンキー無し、ファンクションキーも無い超コンパクトなボディで持ち運びがかなり便利(USBケーブルは着脱可能)
- オプティカルスイッチを搭載、軽いタイピングですばやい反応速度
- キー、ラベル、ボディ全てにおいての耐久性は抜群
- キーボードのライト色を好みに変更可能
- 英語配列(US配列)
他のメーカーについて

LogicoolやRazer以外でも、もちろんゲーミングキーボードはあります。それぞれの特徴をまとめていこうと思います。
ELECOM
メンブレンやパンタグラフなども幅広く扱っているELECOMのキーボードにも、ゲーミングキーボードはあります。
- 有線タイプ、テンキーなしのコンパクトなボディ
- cherry mx製メカニカルスイッチ搭載(茶軸)
- 全キー同時押し対応(全キーロールオーバー)
- ゲームプレイに活用できるゲーミングキャップが付属、操作性の向上が見込める
- 日本語配列
E元素製
コンパクトなボディ、キーボードのライト彩色もバリエーションが豊富で楽しく鑑賞しつつ操作が可能なものが多いです。
- 有線タイプ、テンキー無しの全81キーとコンパクトなボディ
- 9つのバックライトモード、明るさ調整、LEDのスピードを変更可能
- 全81キーの同時押しに対応(キーロールオーバー、アンチゴースト搭載)
- cherry mx製メカニカルスイッチを搭載
- 耐水、キーの耐久性も優秀
- 英語配列(US配列)
- 有線タイプ、テンキー無しのコンパクトボディ
- レトロ基調なボディでタイプライターのような見た目が特徴的
- 全81キーの同時押しに対応(キーロールオーバー、アンチゴースト搭載)
- 9つのバックライトモード、明るさ調整、LEDのスピードを変更可能
- cherry mx製メカニカルスイッチを搭載
- 耐水、キーの耐久性も優秀
- 英語配列(US配列)
NPET
ゲーミングキーボードの中でもコスパが優秀です。バックライトや防水などの耐久性なども含めた全体的な機能性を含めても破格な価格となっています。
- 有線タイプ、テンキー付きのフルサイズキーボード
- 防撥水性、キーの耐久性も高め
- キーボードのライト色は3種類、明るさ調整が可能
- 人間工学に基づいた設計で長時間の操作でも疲れ辛い
- ゲーミングキーボードの中では低価格でコスパ良好
- 英語配列(US配列)
- 有線タイプ、テンキーなし
- 防撥水性、キーの耐久性も高く、構造的に掃除やメンテナンスがしやすい
- キーボードのライト色は7種類、バックライトは4段階で調整可能
- 人間工学に基づいた設計で長時間の操作でも疲れ辛い
- 19キー同時押しに対応(19キーロールオーバー)
- ゲーミングキーボードの中では低価格でコスパ良好
- 英語配列(US配列)
ゲーミングキーボードまとめ
いかがでしたか?
様々なメーカーからゲーミングキーボードをまとめてみましたが、メーカー独自のメカニカルスイッチやソフトウェアがあったりと、ゲームをより操作しやすくする工夫がされているのがわかったかと思います。気になったものがあったら是非チェックしてもらえたらと思います。
それでは!
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